「まちかど博物館」は、保土ケ谷区が取り組んでいる「歴史を活かしたまちづくり」の一環として実施している事業です。平成19年3月(2007年)に策定された「歴史まちなみ基本構想」に掲げている方針の一つ「地域住民間、地域住民と来街者間の交流機能を育て、 巡り歩いて楽しめるまちを創る」を実現することを目標として、設置されたものです。
各館長の善意と協力によって、希少な歴史的建造物や店舗の一角に、 保土ヶ谷の歴史と生活文化に関連した資料・なりわいの技術等を物語る道具を展示しています。
●感じる 各博物館には、保土ヶ谷で積み重ねられてきた歴史・生活文化・なりわいのわざを物語るものが展示してあります。保土ヶ谷の歴史や人々の営みを感じることができます。
●歩き ひとつひとつの博物館は、店先のちょっとした空間などを利用した小さなものです。地図を片手に博物館をめぐりながら、まち歩きを楽しんでください。
●交流 まちかど博物館では、人との交流を大切にしてい1ます。館長さんのお話や、地域の人との出会いも「まちかど博物館」めぐりの魅力のひとつです。
●まぢかど博物館は、各館長の善意で運営されています。マナーを守って見学してください。
●各博物館の休館日や開館時間は変更される場合があります。また、お店の営業時間とは異なりますので、ご注意ください。
●館長の都合によって説明等の対応ができない場合があります。
●トイレはお貸しすることができません。
保土ケ谷区には、縄文・弥生時代の遺跡、平安時代から存続する寺社、江戸時代の交通・運輸の要衝としての旧東海道宿場町、明治時代の帷子川の水運を活かした工場地帯、東京横浜という大都市の、近郊部の別荘地や行楽地から発展して郊外型住宅地など、現在でもいくつもの時代の顔を、まちの中で感じることがでぎます。
●このように時代の動きに応じて柔軟に変化してぎた保土ケ谷区には、区内全域において、様々な時代の歴史資源か残されています。また、それらの「もの」「こと」といった資源を大切にし、さらに新たな魅力を付加していこうという市民レベルの活動が盛に行われています。
平成19年3月に保土ケ谷区が策定した「歴史まちなみ基本構想」では、これまでの取組みをベースとして、保土ケ谷区ならではの「もの」「こと」「ひと」といった「地域遺産」に着目し、「住み続けられるまち」をつくるためのビジョンが再構築されました。
◆もの 建築物/古道/自然/地形/眺望/道祖神/名木・古木/古道具/名物/郷土料理など
◆こと 歴史的な出来事/お祭り/伝統芸能/技術/産業/生活文化など
◆ひと 歴史やなりわいを伝える人/新たな魅力を創造する人や団体など
あわせて保土ケ谷区のまちかど博物館のサイトも参照してください。
当サイトでは「保土ケ谷」と「保土ヶ谷」を使い分けしています。横浜市にしたがう場合は「保土ケ谷」と表記し、本来の「ほどがや」を表記する場合は「保土ヶ谷」(江戸幕府公称)としています。詳細は保土ヶ谷の表記についてを参照してください。