どろんこ教室

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2017年01月28日第12回どろんこ教室(自然教室)
実施日:2017年1月28日(土)9:30~11:45
場 所:西谷地区センター

写真拡大 今日のどろんこ教室は、「どろんこ自然教室」横浜国大の西栄二郎先生による講義です。

学校行事との重なりや、風邪で参加できない生徒も多かったのですが、(本日の生徒参加数27名)今日は父兄の皆さんも実行委員も皆生徒!元気村農場周辺にもある植物や、セミの抜け殻を観察したり、虫、カエルの鳴き声を聞いたりとなかなか経験できない貴重な時間となりました。

初めは図鑑の引き方について、実際に植物図鑑を手にもって、パラパラと見ました。図鑑は全部覚えようとするものではないこと、時々思い出して観る、持ち歩いて観るものだよ、と話がありました。
その後、ルーペを使って、ひっつき虫(服や髪の毛などにくっつく植物)の実物を観察し、紙に描きました。拡大してみると、どの部分が、なぜくっつくのかが良く分かりました。みんな真剣に丁寧に図を描き、先生の話も聞いて、ちゃんと植物の名前も書き入れていました。そして、ガーゼのマスクにひっつき虫を使って絵を描いてみました。それぞれ形や色(茶色の濃淡ですが)を工夫し、個性的なものが完成しました。
セミの抜け殻も観せていただき、種類別に分けて、何という名前のセミか、教えていただきました。また、虫の鳴き声、カエルの鳴き声を聞きました。普段聞いたことはあるけれども、漠然とカエルとしか分からなかったのが、種類によってかなり違う鳴き方であることが良く分かりました。元気村でよく聞かれるのは、アマガエル!鳥の鳴き声?と思うようなきれいな鳴き声の持ち主はカジカガエルと言ってきれいな川、この辺では、丹沢の奥辺りでないと聞かれないそうです。エンマコオロギの鳴き声もきれいでしたね!

そして最後にとても大切な話を聞きました。それは、外来種の話です。
今、日本には外来からの動植物が沢山あること、タンポポなどはほとんどが外来種のものになっていること(元気村のタンポポもね)、そして中には放っておいたり、可愛いからと餌をあげたりすると増えてしまい大きな害を及ぼすものがあることなどの話がありました。台湾リスは木の皮をかじって水分をとるため、木が白くなり立ち枯れてしまうと知りました。こういう問題にもみんなで関心を持って、これからの自然のことを考えていきましょう!
いつも、何気なく通る道端の草や、元気村に住んでいる虫たちの見方がちょっと変わるかも知れない授業でした。                               記録 石井

記入:IMIN

2016年12月11日第11回どろんこ教室(大収穫祭)
実施日:12月11日(日)9:30~12:30
場 所:川島杉山神社 

写真拡大 前回のどろんこ教室は「わら細工」、みんなでお相撲さん人形を作り、試合をしました。負けてしまった生徒からは、『くやしかった!でも楽しかった』という声、『自分は負けたけど、チームが優勝してうれしかった』という声も。そして、『自分なりに工夫して強いお相撲さんを作った』、『家でもっと強いものを作ってみたい』と、ハイテクな遊びではないけれど充分楽しめたようでした。

さあ!そして今日は大収穫祭! みんなで餅つきに挑戦するよ! 44名の生徒参加
 始めに各グループ代表と元気村代表、そして境内では全員で神社に豊作御礼と、これまで大きなケ
ガもなく過ぎたことへのお礼の参拝をしました。
泉村長挨拶:「お早うございます。4月に牛乳パックに種を植えて、丹精込めてお米作りをしてきました。今日はそれをお餅にしていただきます。餅つきをしたことのない人もいると思いますが、がんばりましょう。それから、今、ノロウイルスによる感染症が流行しており心配しています。キチンと手洗いをして下さい。一日よろしくお願い致します」。
青木副村長より:スケジュール説明と、境内を走り回ったり、階段の方に行かないようにと、注意。
そして、4月から今日までのどろんこ教室を振り返りました。
(佐藤役員より)                  ➡
その後、神社をバックに集合写真撮影。
*今日は、YCVテレビの取材もありと。
♪餅つき頑張るぞ!
朝からかまどで火をおこし、蒸籠でもち米を蒸かし始めていますが、まだ時間がかかりそう、その間に熱々のさつまいもをいただきました。今日は快晴ですが、やっぱり冬、手が冷たくなっていたので、うれしいおやつでした。そうこうしている間に餅つきの準備もでき、前半グループから順に餅つきを体験。(もう1つのグループは社務所の中で、紙芝居・あとで交代)『よいしょ!よいしょ!』とかけ声も自然に出て、みんなで盛り上げました。実行委員が力強く、いい音でつくと『オー!』と歓声。見ていると簡単そうでも、いざやってみると真っ直ぐ杵を下すのは大変、臼の淵に当たったり、杵がグラグラしたり。でも一人10回頑張ってつきました。途中で大収穫祭のセレモニーがあり、三村先生のお話、菅井保土ケ谷区長、JA保土ケ谷支店長のお話を聞きました。他にも大勢のご来賓の方々にご出席いただき、無事に今日の大収穫祭を迎えられたことを、ともに感謝しました。
そして(やっと)出来上がったお餅と豚汁で、昼食♪♪♬
昼食中の皆にインタビュー、「何のお餅が好きですか?」
『きな粉〰』と圧倒的にきな粉派が多い。(ちなみに昨年は磯辺餅が多数)また、温かい豚汁も大好評、中に入っている具材もちゃんと正解。社務所内での紙芝居、クイズも楽しかったようです。ご父兄の方々も多数ご参加いただき、ちょっと時間が押せ押せになってしまいましたが、
最後に友田副村長の挨拶、そして次回
1月28日(土)のどろんこ教室の話があり、お土産の大根を手に解散となりました。
記録 石井

記入:IMIN

2016年11月05日第10回どろんこ教室(わら細工)
実施日:11月5日(土)9:30~11:15
場 所:西谷地区センター

写真拡大 今日のどろんこ教室は『わら細工』・お相撲さん人形を作ります。   33名の生徒参加
泉村長挨拶:「お早うございます。今日はわら細工です。「お相撲さん」を作ります。その後、試合をして、優勝を決めます。優勝賞品は・・・ありません。(えー!と若干ブーイング)
三村先生より:「今日はわら細工、お米をとったものがわらです。(わらの束を見せながら)これを使って今日は「お相撲さん」を作ります。わらで色々なことが出来ますが、今日は真ん中の30㎝位を使います。手で引っ張ったりすると手を切ったり、振り回すと隣の人の目に刺さったりする危険があるので、注意してやりましょう」
*畑役員より、「お相撲さん」の作り方の説明
 出来上がりの見本と作り方の順番など、そして、わらは、水で濡らすと柔らかくなり形を作りやすいことなどの話がありました。いつになく?みんな静かにちゃんと話を聞いていましたよ。
*青木副村長より
 わらは40本準備しています。半分で1体作ります。早くできたら2体作ることができるかも知れませんが、会場の関係もあり、30分位で作り上げ、試合をするので、2体出来なかったら、残りのわらは持ち帰り、家でもう1体作ってみて下さい。
※グループ毎に、実行委員の手ほどきを受けながら、お相撲さん作り開始説明をちゃんと聞いていたこともあってか、順調なスタート! 
腕となる三つ編みが難関なのですが、「こうするんだよ」と一度目の前で教えると、初めてという生徒でもすぐにマスター、出来栄えは色々ではありましたが、難関クリア。昨年度に引き続きの生徒もいて、強そうなお相撲さんが沢山出来上がりました。ご父兄・ご家族の方にも参加して作っていただきました。
そして、まずはグループ内で、代表お相撲さんを決める試合開始!その後、各グループの上位3名の代表で、グループ対抗試合をしました。くじで対戦相手決め、赤対桜、青対黄色、緑と父兄チームは一回戦不戦勝でスタート、赤・青グループが勝ち進み決勝!
結果青グループの優勝でした。この間、みんなの熱気で室内は暖房なしで暑いこと、暑いこと。、
※終わりに
泉村長より、「今日はどうでしたか?」の問いかけ、『楽しかったあ』と即答がありました。そして優勝賞品はありませんが、各グループ3名の代表で戦った生徒にジュースのご褒美がありました。
次回12月11日(日)はいよいよ大収穫祭!日曜日なので、間違わないように、場所は川島杉山神社であることの確認があり、今日のどろんこ教室を終了しました。
                         記録 石井 

記入:IMIN

2016年10月29日第9回どろんこ教室(脱穀・精米/さつまいも掘り)
実施日:10月29日(土)9:30~11:45
場 所:元気村農場

写真拡大 前回は稲刈りを体験しました。『楽しかった』の感想多数!そして『簡単だった』と『むずかしかった』の声が半々、『サクサク切れて気持ち良かった』や『早くお餅が食べたい』の声も。

※今日は脱穀・精米に挑戦!  そしてさつまいも掘り・試食と盛沢山です。
学校行事と重なったところもあり、今日の参加生徒は29名とやや少なめでした。
泉村長挨拶:「お早うございます。天気になって良かったです。今日は学校の行事で参加できない生徒もいますが、みんなケガのないように頑張りましょう」
友田副村長より:「今日は、前回稲刈りをしたものを食べられるようにする脱穀と精米です。どうすれば食べられるようになるかを実際にやってみます。それからさつまいも掘りもします。さつまいもはボランティアのみんなで6月に植え、お世話をしてきました。大きなおいもが収穫できると思いますので楽しみにして下さい」
区地域振興課西戸職員より:「12月の収穫祭で、みんなで一緒に食べられるように、今日も楽しくやりましょう」
*先ずは、さつまいも掘りです。はじめにまだ蔓が伸びたままのさつまいもの観察です。「長~く伸びた蔓には小さなひげのようなものが沢山ついています。土の中の根(イモ)に栄養がいくようにするため、このひげから根がつかないように、時々このつるを返してあげながら育ててきました」と説明を聞いたあと、一斉にいも掘りにチャレンジ!一人3株掘り出しました。
*そして今日のメイン、脱穀と精米です。この間においもを蒸かしています!
各グループに分かれ、作業の前に稲の観察です。佐藤役員から観察方法を聴いて、サンプルの5株の稲から①一株(田植えで植えた苗4本)に何本の穂がついているか②一本の穂(一粒から育った)には何粒の籾がついているかを数えました。結果③種蒔きで蒔いた一粒の種に、何粒の籾がついたかの平均を出します。みんな真剣に小さな籾を一粒一粒数えていました。その後脱穀は割りばしで穂をはさんでしごくという方法でしたが、手でやった方が早く面白い、ストレス解消になると言いながら手でやりました。籾摺りは脱穀したものをすり鉢に入れて、すりこぎやボールを使って行いました。これがなかなか根気の必要な作業で、最終的な精米(瓶に入れて、棒でつつく作業)に至るまで時間を要しました。5グループでこれだけ手間をかけてできた白米はわずかな量、やっぱり昔の人は大変だったんだねえと。終わりの友田副村長からの話にも、「白いお米になるまでの大変なことが分かったかな?さつまいもも9月の長雨であまり出来が良くありませんでした。農業が天候に左右されることも知りました。家でご飯を頂くことを大切にしましょう」とありました。さつまいもの試食の前には、水の力を利用した米つき機の模型(ミニチュア)を使っての精米を見学、『もう1回やって!』となかなか興味を引いていました。
*最後に美味しい蒸かしいもをいただき、次回のどろんこ教室の確認、さつまいものお土産を手に解散となりました。
*稲の観察の結果
①14.5本 ②129粒 ③464粒 でした。詳細は「今日の元気村」活動日誌(45)A参照  記録 石井

記入:IMIN

2016年10月10日第8回どろんこ教室(稲刈り)
実施日:10月10日(月)9:30~10:40
場 所:元気村農場

写真拡大 前回のどろんこ教室は、大根の種蒔きと写生の予定が、9月の天候事情のため、種蒔きは出来ませんでした。多くの生徒から『大根の種蒔きが出来なかったのが残念』という声が聞かれ、実行委員も本当にその通りと思うところですが、自然が相手なので、こういうことがあることも一つの学びでした。写生は楽しかったようです。


さあ!いよいよ稲刈りです!!
10月8日の予定でしたが、雨のため延期・・運動会などの予定も詰まった3連休の最後の日となり、参加できない生徒も多いのではと心配でしたが、31名が集まりました。
泉村長挨拶:「お早うございます。雨で2日遅れになりましたが、最高の天気になりました。まだ水が溜まっている所もありますが、皆で頑張りましょう!カマを使うのでケガの無いように注意して下さい」。
三村先生より:「やっと雨が止みました。今日は暑くも寒くもなく、稲刈り日和です。」「今日使うカマはなんというカマか知っていますか?」・・正解なく、
「のこぎりガマといいます。角度をつけてのこぎりのように手前にひきます。右利きでも左利きでもカマを持つ方の手に手袋をするとすべるので、稲を持つ方だけ手袋をして下さい。土から2~3㎝上で刈ります。刈った稲は根の方をちゃんと揃えて置くこと、投げたりしないこと」など注意事項と稲のつかみ方、使わない時のカマの置き方の説明もありました。
稲刈り開始 初めに赤組、さくら組が上の田んぼの稲を刈ります。青・黄色・緑組は実行委員が束ねたものをはせ掛けのところまで運びます。初めこそ少し恐る恐るでしたが、すぐに慣れ「もっとゆっくり、丁寧に!」と実行委員が声をかけるほど、競うような勢いになり、「競争じゃないからね」という注意もありました。実行委員の束ねるのが追い付かず、運ぶ側はやや待ちの状態。途中で刈った稲を束ねるところに運ぶという、新たな役割も追加され、段々いいテンポになりました。今度は、はせ掛けが追い付かずの状態になってしまいましたが・・・。ザク、ザクという独特の音が響いていました。青・黄色・緑組は中の田んぼを刈りました。そして、そして、いつものように皆の関心は虫たち。イナゴにバッタ、カマキリ、可愛いカエル、今年度の生徒は虫好きが多く、虫を捕まえることも楽しみの一つのようです。終了後の皆の声は「簡単だったぁ」「楽しかった」。次回の行事を確認し、解散となりました。
             記録 石井

記入:IMIN