どろんこ教室

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2016年08月06日第6回どろんこ教室
実施日:8月6日(土)9:30~11:45 
場 所:川島杉山神社・元気村農場 

写真拡大 7月のどろんこ教室は、田の草取りが出来ず、稲の観察とジャガイモ掘り、試食でした。
生徒の感想は『美味しかった』そして、4月に種を蒔いた稲の成長に『びっくりした』でした。
持ち帰ったジャガイモは、サラダやカレー、そのまま蒸かして、バーベキューと大活躍のようでした。

今日のどろんこ教室は、案山子作りに挑戦!
    夏休み中でもあり、今日の参加生徒は32名でした。

 泉村長の挨拶:今日はとても暑いけれど、頑張りましょう!水の用意もあるので
水分も良くとって下さい。案山子作り、楽しくやりましょう。
区地域振興課大屋係長の挨拶:暑いです。みんなで協力して案山子を作りましょう!
              熱中症注意です。水分補給に心がけて下さい。
             (区役所から西戸職員も参加、一緒に案山子を作ります。)
友田副村長より:「何故案山子を作るのか分かりますか?」勢いよく手があがり、『鳥に食べられないように』と返答あり。「そうです。今、稲は穂が出て、白い花をつけ始めました。後で農場に行ったら見て下さい。これからどんどん実がつき、実が乳白色の汁を作ります。その美味しいところを鳥が食べてしまうので、人間が番をしているように見せるため、昔から案山子が作られてきました。元気村でも、鳥に食べられないように皆で案山子を作ります」
 青木副村長より、「今日はまとまっての休憩時間をとらないので、各自のどが渇いたら水分を取り、
休憩をとるようにして下さい」と説明があり、

   ▒さっそくグループ別に案山子作りに取り掛かりました▒
  まずは、沢山集まった古着の中から、服選び。腕用と体幹用の竹を組み合わせる前に、腕用の竹に服を着せます。その後、2本の竹を十字に組み合わせ、タオルなどを使用して体の部分を作り、ペットボトルで作った頭を取り付けます。木で日陰になっている所もありますが、境内は陽射しも強く、皆、汗をかきながら頑張っていました。何故かバスト作りにこだわり、隣のグループと大きさを競っているグループも・・・。毛糸で作る髪を三つ編みにしたグループ、顔も様々なものが仕上がりました。どれもおしゃれな案山子となりました。元気村の田んぼは女性が守るようです。全部女性の案山子となりました。(女性物の古着しか集まらない裏事情)
  
そして、農場まで運びました。
  お神輿のように皆で担いで、農場に運びました。結構重いのですが、担ぎ手も多かったので、バテずに運ぶことが出来ました。皆が田植えをした田んぼを取り囲むように設置して終了!

  最後に、蒸かしたサツマイモが待っていました。(暑い中、火を使って準備して下さった実行委員に感謝!)そして、三村先生より「お疲れ様!今日作った案山子は稲刈りまで立てて置きます。お米が鳥に食べられずにすんで、美味しく食べられるといいですね」と話しがあり、次回9月のどろんこ教室についての説明を聞き、無事、今日のどろんこ教室を終えました。
  
   「今日の元気村」活動日誌(26)に完成した案山子と生徒達の写真をアップしてます。
    
                                       記録 石井


記入:IMIN

2016年07月16日第5回どろんこ教室
実施日:7月16日(土)9:30~11:30 
場 所:元気村農場

写真拡大 雨で1週間延期されたどろんこ教室、今日はまずまずの天気で、44名の生徒が集合!
6月12日の田植え以来です。この間に稲もずいぶん大きくなりました。田植えを振り返っての感想は、『大変だったけど楽しかった』『後ろに進むのがむずかしかった』『稲を3~4本取り分けるのがむずかしかった』『足が田んぼに埋まって転びそうになった』など。いい経験ができた様子。
 
 


 泉村長の挨拶:昨日は大雨、その前は蒸し暑かったけど、今日は涼しくて良かったです。1週間ずれてしまいましたが、今日はジャガイモを掘り、試食もあるので、楽しみにして下さい。
元気に頑張りましょう。
三村先生より:田んぼの草取りの予定でしたが、1週間延びた間に稲も伸びました。田んぼに入ると、
もぐってしまって危ないこと、足がもぐると稲が倒れてしまうため、今日の草取りは止めます。ジャ
ガイモ掘りと試食、そして稲の観察を行います。ケガの無いようにしましょう。
ジャガイモ掘り
各グループ、2畝掘ります。はじめに実行委員が鍬で土を少し柔らかくしました。大小様々な大きさのイモが沢山掘れました。すごく小さなものも『可愛いー』と人気、でも食べるのは無理かな?生徒の手のひらより大きいものもあり、大きいのを掘りあげた生徒はちょっとドヤ顔!また、土のなかには色々な虫が・・コガネムシの幼虫(これは害虫とのこと)やコオロギを手のひらに載せてじっくり観察していました。
そして試食  
かまどの薪でふかしたイモの美味しいこと!
マヨネーズ、塩、そしてなんと自前でケチャップやペッパーを準備してきた生徒も。お代わりもありお腹いっぱいになりました。皆から『超うまい!』のお言葉いただきました。

▓稲の観察▓ 試食の前に稲の観察をしました。
自分たちで植えた田んぼの稲を5株選び、稲の高さ、そして分けつの状況を調べました。大体が60~90cm 
の高さに伸び、15~20本に分けつしていました。

終わりに
ジャガイモはどうでしたか? 『美味しかったあ!♪』(やっぱりそっちですよね、掘りとは言ってませんものね)
いくつ食べられましたか?   『5個!』(が最高かな?)1個の生徒は数人、『この後お昼ご飯だから』、
『バーベキューに行くから』と、お腹のゆとりをちゃんと計算しての様子。三村先生から、「今日のジャガイモは家で食べるより美味しいと思います。なぜかというと、外で食べるからもありますが、みんなで協力して作ったからです。今日食べたイモは前の年のどろんこ教室の生徒が植えたものです。今年の生徒は来年の生徒のために3月に植えます。こうして引き継いでいっています。それが大切なことです」
と話しがありました。最後に次回8月6日(土)は案山子づくり、場所は川島杉山神社であることの確認があり、ジャガイモのお土産を手に解散となりました。

                                      記録 石井

記入:IMIN

2016年06月12日第4回どろんこ教室(田植え)
実施日:6月12日(日)9:30~11:20 
場 所:元気村農場 

写真拡大 今日も元気に44人の生徒が集合!いつも通り、はじめに前回のどろんこ教室(代かき)を振り返りました。
『最初は気持ち悪かったけど段々気持ち良くなった』『土が粘土みたいだった』『機械は早いなあーと思った。昔の人は大変だったんだなあ』『子供は運転出来ないけど(トラクター)、足で踏むことが出来るから機械に頼らなくても出来ることがあると思った』など、色々な感想がありました。

さあ!今日はみんなが育てたイネの苗を植えます。しっかり育っているかな?
今日のどろんこ教室には、保土ケ谷区長をはじめ、地域振興課の皆さまが参加して下さいました。
区長の挨拶:「今日はメインイベントである田植えです。梅雨に入り、雨が心配でしたが、いい天気にな
 りました。暑いので熱中症対策をして下さい。イネは大きくなりましたか?(ハイの返事と、微妙と
 いう返事が)泥んこになる作業ですが、ケガのないようにして下さい。秋にはお米になり、12月には
 そのお米を使ってお餅つきがあります。ご父兄の皆さまも交流の場にしていただけたらと思います。」
三村先生より:今日の作業について(実演しながら)
 「今日は自分で育てたイネを自分で植えます。まず、牛乳パックからイネを取り出してほぐし、根を切ります。(すかさず、なんで?という反応)根を切るのは植えやすくするだけでなく、切ったところから新しい根が出てくるからです。刺激を与えることが必要なのです。お米一粒から最初は一本の茎ですが、その後6~8本になります。これを分けつと言います」「田植えの方法は、3本の指で苗3~4本、鉛筆を持つようにして持って、真っ直ぐ入れます。後ろへ進むので自分の足跡のところを平らにして、次も同じように植えます。1回できめて下さい!」先生の素早い植え方に『速や!』と驚きの声。「分かりましたか?」には『はあい』といい返事が返ってきました。その後友田副村長より、苗を等間隔に植えるため、基準紐を使った田植えの進め方について説明がありました。
そしていよいよ田植え体験です。
まずは、自分が牛乳パックで育て持参した苗をパックから取り出し、先生の説明のように、根をほぐし
バケツの水で根を洗いました。ほぐすほどではない、ちょっとさみしい苗もあり、『育つかなあ』と心配
そうな声も。でも「大丈夫、育つよ」と実行委員に言われて一安心の表情。そして、田んぼに入り、
(今回はもうさほどのためらいもなくすんなりと)横一列に並び、始めに自分の苗を、その後苗床で育てた苗を植えました。三村先生並みとはいきませんが、手際よく、ドンドン速く、上手に出来ていました。
終わりに
今回も身体、衣服は泥だらけ、取りあえずざっと水で汚れを落とし、その後全体集合。三村先生より、
「頑張りましたね」と声かけがありました。「転んだ人?」には数人の手が上がりました。「この後は田の草を取ったり、案山子作りがあります。今度来たときイネは大分大きくなっているはずですが、みんなはイネが育つように声をかけて下さい。お米という字が八十八と言われるように、お米になるまであらゆる作業が必要です。なおかつ、すくすく育てという気持ちをもって声かけすることが大事です」と話しがありました。
次回は7月9日(土)、田の草取りとジャガイモの収穫です。軍手、目を保護するもの(ゴーグルなど)
を忘れずに! 11時20分解散しました。                     記録 石井

記入:IMIN

2016年06月04日第3回どろんこ教室
実施日:6月4日(土)9:30~11:30 
場 所:元気村農場

写真拡大 今日のどろんこ教室も良い天気に恵まれました。学校行事との重なりで参加者は35名とやや少なめ、みんな農場に着くや否や受け付けもそこそこに、田んぼの周りや水路の方に走り、何かしらの生き物を見つけては見せ合っています。目を凝らしても見つけられないようなオタマジャクシ、草と同じ色の小さな小さなカエル、おけらなどを手のひらに載せて、目を輝かせていました。
9時30分からは、グループ毎、前回の教室(田おこし)の振り返り、『クワが重かった』、『大変だったけど楽しかった』、『始めは上手く出来なかったけど何回かしたら上手く出来たのでもっとやりたかった』などの声が聞かれました。

今日のどろんこ教室は『代かき』です。
泉村長より:「今日はいい天気になりました。のども渇くと思いますので、休憩時間には水分をしっかり補給して下さい。最後に田んぼで、いっぱい遊びましょう!」
三村先生より:「今日は何をするか分かりますか?」に『代かきー』と元気な反応!
 「そうです。来週の田植えの準備で代かきをします。みんな体力はあるけど、泥だらけになります。ケガの無いように、つらくなったら周りの実行委員に声をかけて休憩をとりながらやりましょう」
 「イネはどう?育っていますか?」には『少し枯れたところがある』、『順調!』の声。
「今日の代かきで土の塊を砕き、きれいに平らにします。そうして、田植えをやりやすくします」
いよいよ代かき体験!
 短い長靴では、ぬかるみにはまって、長靴を田んぼに置き去りにしてしまうことになるので、ハイソックスで田んぼに入ります。始めの一歩、これがなかなか思いきりの必要なところです。恐る恐る足を踏み入れ、あっちこっちから『キャー』『気持ち悪い!』『冷たいー』の声が。でもその後はすぐに、楽しいことこの上なしと言わんばかりの笑顔を沢山見ることが出来ました。一番大きな田んぼでは、グループ別にリレー!最後に行ったのでみんなスッカリ泥んこに慣れ、中には泥の中を走っているとは思えないほどの速さで走る生徒もいました。その後は、トラクターによる「代かき」の見学、木材を使って、田んぼの土を平らにする体験もしました。

終了後、
 まずは、泥だらけになった手足を洗い、着替えをしました。
 (CMのように、泥んこ汚れも真っ白!とはいかないと思われ、お洗濯される方にはちょっと大変なおみやげになるかもしれません)そして集合し、三村先生より話がありました。
 「楽しかった人」、「大変だった人」、に手があがり、「もうやりたくない人」には大人の手が・・・。
 「機械ではすぐ終わりますが、昔は鍬で一つ一つ砕いていました。こうしておくと田植えの時に均等にきれいに植えることが出来ます。12日(日)は田植えです。今日ほどには泥んこになりませんが、また田んぼに入るので、今日と同じような準備をしてきて下さい。」 11時30分に解散となりました。

                                        記録 石井

記入:IMIN

2016年05月14日第2回どろんこ教室
実施日:5月14日(土)9:30~10:50 
場 所:元気村農場 

写真拡大 カラッと晴れた青空の下、農場に44名の生徒が集まりました。早い生徒は9時前に来場し農場を駆け回っていました。はじめに前回のどろんこ教室(種まき)の観察記録をグループ毎にもちより振り返りました。「25粒種を蒔くのが大変だった」という生徒もいれば、「わりと簡単ですぐ終わった」という生徒も。種籾を初めて見る生徒が多かったようで、「いつも食べているお米のはずなのに、白ではなく薄黄色だったので驚いた」とか「こんなんで育つのかなと思った」という感想も。でも聞いてみると、皆、ちゃんと芽が出て、成長の度合いは違ってもしっかり育っている様子でした。

今日のどろんこ教室は『田おこし』です。
泉村長、区地域振興課西戸担当から「水分補給をしっかりして下さい」と熱中症への注意を含めた挨拶があり、その後友田副村長より、田おこしの意味や、鍬の使い方、注意事項の話がありました。
『何故、田おこしをするのか?それは土を柔らかくし、空気を入れることによって酸素が入り、土の中の微生物の働きを活性化するためです。この前まで咲いていたレンゲ草、根は残っています。その根の中に窒素が含まれていて、田んぼの肥料になります。田おこしで、その根も一緒に混ぜていきます。元気村では、伝統農法でお米作りを体験します。米はその字が表しているように実るまで八十八回何らかの手がかかると言われています。(今は機械がいろいろありその手間は減っていますが)今日は鍬を使っての作業です。鍬は危ないのでケガのないように、絶対鍬を使っている人の前後に立ったり、近づいたりしないこと!』と話しがありました。
                            
そして田おこし体験をしました!   
各グループに割り当てられた田んぼに入り、疲れたら交代で全員が体験しました。立ち方、鍬の持ち方、鍬を下す位置など実行委員から実技指導を受け、一回目は鍬が斜めになったり、浅かったりとなかなか上手くいきません。回を重ねるごとに上手になりました。体の大きい生徒は見ていてやはり安定感がありますが、必ずしもということではなく、「この小さな体のどこからその力が!」というようなパワーのある生徒も。土を起こすと色々な虫も現れ、その虫にも興味津々の生徒達でした。途中水分補給、トイレ休憩をはさみ、全部は終わりませんでしたがとても頑張りました。ぬかるみに入って足が抜けず泥だらけになる生徒もいて、本人たち曰く「これがホントのどろんこ教室!」と。(次回は嫌でも泥だらけになりますよ)

終了後、
今日の感想を聞かれ、「大変だった」「楽しかった」「重かった」の声がありました。
「次回は何をするのか分かりますか?」に、早くも田植えという声も聞かれましたが、次回は「代かき」です。持ち物の説明を受け、今日は早めに解散となりました。

                                        記録 石井

記入:IMIN