どろんこ教室

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2016年06月12日第4回どろんこ教室(田植え)
実施日:6月12日(日)9:30~11:20 
場 所:元気村農場 

写真拡大 今日も元気に44人の生徒が集合!いつも通り、はじめに前回のどろんこ教室(代かき)を振り返りました。
『最初は気持ち悪かったけど段々気持ち良くなった』『土が粘土みたいだった』『機械は早いなあーと思った。昔の人は大変だったんだなあ』『子供は運転出来ないけど(トラクター)、足で踏むことが出来るから機械に頼らなくても出来ることがあると思った』など、色々な感想がありました。

さあ!今日はみんなが育てたイネの苗を植えます。しっかり育っているかな?
今日のどろんこ教室には、保土ケ谷区長をはじめ、地域振興課の皆さまが参加して下さいました。
区長の挨拶:「今日はメインイベントである田植えです。梅雨に入り、雨が心配でしたが、いい天気にな
 りました。暑いので熱中症対策をして下さい。イネは大きくなりましたか?(ハイの返事と、微妙と
 いう返事が)泥んこになる作業ですが、ケガのないようにして下さい。秋にはお米になり、12月には
 そのお米を使ってお餅つきがあります。ご父兄の皆さまも交流の場にしていただけたらと思います。」
三村先生より:今日の作業について(実演しながら)
 「今日は自分で育てたイネを自分で植えます。まず、牛乳パックからイネを取り出してほぐし、根を切ります。(すかさず、なんで?という反応)根を切るのは植えやすくするだけでなく、切ったところから新しい根が出てくるからです。刺激を与えることが必要なのです。お米一粒から最初は一本の茎ですが、その後6~8本になります。これを分けつと言います」「田植えの方法は、3本の指で苗3~4本、鉛筆を持つようにして持って、真っ直ぐ入れます。後ろへ進むので自分の足跡のところを平らにして、次も同じように植えます。1回できめて下さい!」先生の素早い植え方に『速や!』と驚きの声。「分かりましたか?」には『はあい』といい返事が返ってきました。その後友田副村長より、苗を等間隔に植えるため、基準紐を使った田植えの進め方について説明がありました。
そしていよいよ田植え体験です。
まずは、自分が牛乳パックで育て持参した苗をパックから取り出し、先生の説明のように、根をほぐし
バケツの水で根を洗いました。ほぐすほどではない、ちょっとさみしい苗もあり、『育つかなあ』と心配
そうな声も。でも「大丈夫、育つよ」と実行委員に言われて一安心の表情。そして、田んぼに入り、
(今回はもうさほどのためらいもなくすんなりと)横一列に並び、始めに自分の苗を、その後苗床で育てた苗を植えました。三村先生並みとはいきませんが、手際よく、ドンドン速く、上手に出来ていました。
終わりに
今回も身体、衣服は泥だらけ、取りあえずざっと水で汚れを落とし、その後全体集合。三村先生より、
「頑張りましたね」と声かけがありました。「転んだ人?」には数人の手が上がりました。「この後は田の草を取ったり、案山子作りがあります。今度来たときイネは大分大きくなっているはずですが、みんなはイネが育つように声をかけて下さい。お米という字が八十八と言われるように、お米になるまであらゆる作業が必要です。なおかつ、すくすく育てという気持ちをもって声かけすることが大事です」と話しがありました。
次回は7月9日(土)、田の草取りとジャガイモの収穫です。軍手、目を保護するもの(ゴーグルなど)
を忘れずに! 11時20分解散しました。                     記録 石井

記入:IMIN

2016年06月04日第3回どろんこ教室
実施日:6月4日(土)9:30~11:30 
場 所:元気村農場

写真拡大 今日のどろんこ教室も良い天気に恵まれました。学校行事との重なりで参加者は35名とやや少なめ、みんな農場に着くや否や受け付けもそこそこに、田んぼの周りや水路の方に走り、何かしらの生き物を見つけては見せ合っています。目を凝らしても見つけられないようなオタマジャクシ、草と同じ色の小さな小さなカエル、おけらなどを手のひらに載せて、目を輝かせていました。
9時30分からは、グループ毎、前回の教室(田おこし)の振り返り、『クワが重かった』、『大変だったけど楽しかった』、『始めは上手く出来なかったけど何回かしたら上手く出来たのでもっとやりたかった』などの声が聞かれました。

今日のどろんこ教室は『代かき』です。
泉村長より:「今日はいい天気になりました。のども渇くと思いますので、休憩時間には水分をしっかり補給して下さい。最後に田んぼで、いっぱい遊びましょう!」
三村先生より:「今日は何をするか分かりますか?」に『代かきー』と元気な反応!
 「そうです。来週の田植えの準備で代かきをします。みんな体力はあるけど、泥だらけになります。ケガの無いように、つらくなったら周りの実行委員に声をかけて休憩をとりながらやりましょう」
 「イネはどう?育っていますか?」には『少し枯れたところがある』、『順調!』の声。
「今日の代かきで土の塊を砕き、きれいに平らにします。そうして、田植えをやりやすくします」
いよいよ代かき体験!
 短い長靴では、ぬかるみにはまって、長靴を田んぼに置き去りにしてしまうことになるので、ハイソックスで田んぼに入ります。始めの一歩、これがなかなか思いきりの必要なところです。恐る恐る足を踏み入れ、あっちこっちから『キャー』『気持ち悪い!』『冷たいー』の声が。でもその後はすぐに、楽しいことこの上なしと言わんばかりの笑顔を沢山見ることが出来ました。一番大きな田んぼでは、グループ別にリレー!最後に行ったのでみんなスッカリ泥んこに慣れ、中には泥の中を走っているとは思えないほどの速さで走る生徒もいました。その後は、トラクターによる「代かき」の見学、木材を使って、田んぼの土を平らにする体験もしました。

終了後、
 まずは、泥だらけになった手足を洗い、着替えをしました。
 (CMのように、泥んこ汚れも真っ白!とはいかないと思われ、お洗濯される方にはちょっと大変なおみやげになるかもしれません)そして集合し、三村先生より話がありました。
 「楽しかった人」、「大変だった人」、に手があがり、「もうやりたくない人」には大人の手が・・・。
 「機械ではすぐ終わりますが、昔は鍬で一つ一つ砕いていました。こうしておくと田植えの時に均等にきれいに植えることが出来ます。12日(日)は田植えです。今日ほどには泥んこになりませんが、また田んぼに入るので、今日と同じような準備をしてきて下さい。」 11時30分に解散となりました。

                                        記録 石井

記入:IMIN

2016年05月14日第2回どろんこ教室
実施日:5月14日(土)9:30~10:50 
場 所:元気村農場 

写真拡大 カラッと晴れた青空の下、農場に44名の生徒が集まりました。早い生徒は9時前に来場し農場を駆け回っていました。はじめに前回のどろんこ教室(種まき)の観察記録をグループ毎にもちより振り返りました。「25粒種を蒔くのが大変だった」という生徒もいれば、「わりと簡単ですぐ終わった」という生徒も。種籾を初めて見る生徒が多かったようで、「いつも食べているお米のはずなのに、白ではなく薄黄色だったので驚いた」とか「こんなんで育つのかなと思った」という感想も。でも聞いてみると、皆、ちゃんと芽が出て、成長の度合いは違ってもしっかり育っている様子でした。

今日のどろんこ教室は『田おこし』です。
泉村長、区地域振興課西戸担当から「水分補給をしっかりして下さい」と熱中症への注意を含めた挨拶があり、その後友田副村長より、田おこしの意味や、鍬の使い方、注意事項の話がありました。
『何故、田おこしをするのか?それは土を柔らかくし、空気を入れることによって酸素が入り、土の中の微生物の働きを活性化するためです。この前まで咲いていたレンゲ草、根は残っています。その根の中に窒素が含まれていて、田んぼの肥料になります。田おこしで、その根も一緒に混ぜていきます。元気村では、伝統農法でお米作りを体験します。米はその字が表しているように実るまで八十八回何らかの手がかかると言われています。(今は機械がいろいろありその手間は減っていますが)今日は鍬を使っての作業です。鍬は危ないのでケガのないように、絶対鍬を使っている人の前後に立ったり、近づいたりしないこと!』と話しがありました。
                            
そして田おこし体験をしました!   
各グループに割り当てられた田んぼに入り、疲れたら交代で全員が体験しました。立ち方、鍬の持ち方、鍬を下す位置など実行委員から実技指導を受け、一回目は鍬が斜めになったり、浅かったりとなかなか上手くいきません。回を重ねるごとに上手になりました。体の大きい生徒は見ていてやはり安定感がありますが、必ずしもということではなく、「この小さな体のどこからその力が!」というようなパワーのある生徒も。土を起こすと色々な虫も現れ、その虫にも興味津々の生徒達でした。途中水分補給、トイレ休憩をはさみ、全部は終わりませんでしたがとても頑張りました。ぬかるみに入って足が抜けず泥だらけになる生徒もいて、本人たち曰く「これがホントのどろんこ教室!」と。(次回は嫌でも泥だらけになりますよ)

終了後、
今日の感想を聞かれ、「大変だった」「楽しかった」「重かった」の声がありました。
「次回は何をするのか分かりますか?」に、早くも田植えという声も聞かれましたが、次回は「代かき」です。持ち物の説明を受け、今日は早めに解散となりました。

                                        記録 石井

記入:IMIN

2016年04月23日第1回どろんこ教室 
実施日:4月23日(土)9:30~11:50 
場 所:元気村農場 ・川島杉山神社   
(元気村開村式は西谷地区センター)

写真拡大 〜お米作りのスタートです!牛乳パックにお米の種まきをしました。〜
西谷地区センター体育室に28年度どろんこ教室の生徒46名が集まり、元気村の開村式に参加しました。保土ヶ谷区内の各学校から集まり、初めての顔合わせです。昨年度から続けての顔ぶれもあり、赤・青・黄・緑・桜の5グループに分かれ、これから1年間一緒にお米作りや野菜作りにチャレンジです。開村式が終わって、元気村農場に移動、鍬入れ式がありました。鍬入れ式には生徒代表(各学年1名、申し込み順で決めました)3名も参加しました。ちょっと鍬が重たそうでした。

そして、種まきです。
ブルーシートを敷いた田んぼに各グループ別に座り、三村先生と友田副村長より、手順の説明がありました。「牛乳パック(10㎝にカット)に印のついた割りばしを立て、まず黒い印(底から5cm)のところまで土を入れます。軽くトントンと土をならし、25粒の種を蒔きます。そのあと赤い印(底から7cm)のところまで土をかぶせ、霧吹きを使って土が動かない程度に水分を含ませます。」という過程を段階的に、出来たことを確認しながら進めました。みんな真剣な表情で、思ったより静かに取り組んでいました。種の並べ方はいろいろです。真ん中にまとめた生徒(少し離さないと芽がでないよ!と実行委員からアドバイス)几帳面にきっちり並べて蒔いた生徒、昨年も経験した生徒は余裕の様子、全員が出来たあと、家に持ち帰ってからの注意がありました。田植えの日まで、お水が乾かないようにしっかり育てて下さいね!始まりの時は曇り空でしたが、途中から太陽が現れ、応援してくれているようでした。レンゲ草も満開で、気持ちの良い農場での体験になりました。種まき後集合写真を撮りました。
川島杉山神社に参拝
種まきが終わってから、みんなで川島杉山神社に向かいました。そして「美味しいお米が沢山収穫できますように」「ケガの無いように」「楽しいどろんこ教室になりますように」等、グループ毎に沢山のお願いをしました。また、「川島杉山神社は、案山子づくりや、収穫祭の時にも場所をお借りしているところです。現地集合となるのでしっかり道順を覚えておきましょう」と話がありました。地元の生徒からは「大丈夫、お祭りでも来た!」「ログハウスに来た事ある」という声が聞かれました。同じ学校から何人か参加し、顔見知りの生徒どうしもいますが、ほとんどは今日初めての生徒どうし、1グループ10人~11人の名前をすぐに覚えることはできませんが、これから1年間グループ別に分かれての行動が多いので、ひとまずグループ内で学校名、学年、名前の自己紹介をしてもらいました。農場へ戻る道では、もう話しかけたり、ちょっとふざけ合ったり、タンポポの種をとばしたりなど、学校の枠を超えて交流が始まっていました。

農場に戻り、次回のどろんこ教室の説明を受け、種まきをした自分の牛乳パックをしっかり持っての
解散となりました。

                                        記録 石井

記入:IMIN

2016年03月12日第12回どろんこ教室
実施日:3月5日(土)9:30~11:00 
場 所:元気村農場

写真拡大 (参加者は「今日の元気村」活動日誌(78)参照)
今日は今年度最後のどろんこ教室です。☆☆☆じゃが芋の植付けと修了式☆☆☆☆☆☆
*グループ別に集合―前回(大収穫祭)の観察記録をもとに振り返り
 1月のどろんこ教室(帷子川の野鳥観察)が悪天候で中止となったので、前回は12月の大収穫祭でした。
間が開いてしまったので、観察記録を持ってくるのを忘れた生徒が多いようです。今日は最後のどろんこ教室。「1年間を振り返り、何が一番楽しかったかな」と聞くと、『稲刈り!』『トントン相撲(わら細工)』『食べたこと』『田植え』とそれぞれでした。大収穫祭(お餅つき)かなという実行委員の予想は外れでした。でも1年を通して楽しかったようです。
じゃが芋の植付け
*三村先生のお話
「1年間お疲れ様でした。今日が最後の作業です。じゃが芋を植えます。みんなが去年7月に試食した
じゃが芋は、その前の年のどろんこ教室の生徒が植えたものです。今日植えるのは来年度の人の為で
す。」という挨拶の後に、種イモの置き方、土のかぶせ方、注意事項の説明がありました。
*その後、さっそく畑に移動し、じゃが芋の植付け体験です。
実行委員が鍬で畑に畝を作っているのを見学し、グループ別に植付け開始です。切った種イモの芽の方を上に(反対に置くと芽が出るのに時間がかかると先に説明がありました)、畝の両端といも同士の間隔
を30㎝位空けて置いていきます。その後腐葉土をかぶせ、肥料を蒔き、土をかぶせて終了しました。種イモを踏まないように進むのですが、溝が足の幅位しかないので、みんな平均台の上を歩くような感じに時々「オットット」と声を出していました。
修了式
*村長挨拶:1年間お疲れ様でした。ありがとうございました。元気村のこと忘れないでください。そし
て元気村の前を通った時は 今日植えたじゃが芋がどうなっているかなど覗いてみて下さい。
*三村先生の挨拶:今日のじゃが芋の植付けは、みんなで協力し早く終わりました。4月からは又、次の人達が稲を育てます。村長の言葉のように元気村を覗いて、作物に声をかけてあげて下さい。
*保土ケ谷区地域振興課からの挨拶(川満職員):お米や野菜を作って収穫まで1年間参加してくれてありがとうございました。4・5年生の方は継続で、6年生の皆さんも遊びに来て下さい。
*観察記録の返却
観察記録に加え、元気村での1年間の思い出になるような写真と、中止になった「帷子川中流域の野鳥の観察」の資料を一人一人のファイルに入れて渡しました(お土産のお菓子もチョットね)。野鳥の観察は冬の鳥が中心だったので、もう今は観られなくなった鳥が多いのですが、又来年是非探してみて下さい。
最後に今年度はどろんこ教室への出席率が大変よかったこと(全出席、学校行事と重なり1、2回のみ
欠席という生徒が多数)そして、保護者の皆さまもご協力ありがとうございましたと青木役員から話が
ありました。また、村長から来年度どろんこ教室に継続参加希望者を二次募集として行うこと(人数は
制限あり)の説明がありました。生徒の「ありがとうございました!」の声で修了式も無事終了、閉村
となりました。                                 記録 石井

記入:IMIN